国産ジャム第1号は加賀藩の「アッフルジャム」?

国産ジャム第1号はいちごジャム?

日本で初めてジャムをつくったのは、明治10年、東京の新橋にあった勧農局(明治時代の内務省の内省)で、そのいちごジャムを試売したと言われていますが・・・

いえいえ、実は前田藩が先です。

文久2年(1862年)、越前福井藩(当時の藩主は松平春嶽)が江戸郊外巣鴨の福井藩下屋敷にて栽培していたそうですが、それより先、安政元年(1854年)に、アメリカからもたらされた「アッフル」が加賀藩下屋敷(巣鴨近隣の板橋宿)にて栽培され、翌年に実をつけたために食用とされ、近習ら藩士にも配られたことが、当時の加賀藩士の記録に残っているそうです。小さな餅に塗って食べたそうです。
前田家家臣だった旧家には、そのなごりで今でもリンゴの木がある家が残っています。
現在のような大きなリンゴではなく、小ぶりの「姫リンゴ」の様な感じの可愛いリンゴです。
当時はリンゴの事をアップルではなく「アッフル」と呼んでいたのが面白いですね。